こんにちは。院長の大村です。
少しずつ日暮れが早くなり、朝夕は随分と涼しくなりました。
厳しい暑さの夏も終わり、秋到来!ですね。
さんまの美味しい季節がやってきました。
今シーズンのさんまの初水揚げは、北海道の花咲港で昨年の約140倍の67t(ちなみに昨年は約469kg)。
桁が違いますね。
岩手県の大船渡港でも約10倍の33tなど、各地で豊漁が報告されています。
東京都内のスーパーマーケットでは「初売り」で1尾158円、以降も199円で販売され、担当者は「不漁だった昨年同期の半値程度」と話しています。
初物が並んだ北海道では、なんと一尾の値段が18円のお店も!
近年は不漁が続き、さんまの価格は高騰していました。
2023年には1尾あたり20,000円と、庶民の秋の味覚として親しまれていたはずのさんまが高級魚のような価格に・・・。
しかし今年はぐっと水揚げ量が増えたので、お手頃な価格で楽しむことができそうです。
しかし近年なぜさんまはとれなくなったのでしょう?
不漁となった原因には海流の変化があると言われています。
さんまは冷たい海を求めて移動をする特徴があり、冷たい親潮が日本付近に入り込まなくなったことが水揚げ量の減少となっているようです。
結果10年前に20万トンほど獲れていたのが、ここ4年では2万トンほどしか水揚げがないという不漁が続き、値段が高くなってしまいました。
今年は待ちに待った豊漁ですから、たくさん食卓に登場してもらいたいですね。
さんまがおいしい時期は毎年9月から10月に迎えます。
まさに今が旬!
旬の時期のさんまは脂がたっぷり乗っており、焼くとジューシーでとろけるような口当たりをしており、格別の美味しさです。
塩焼きにするとさらに旨味が引き立ちます。
大根おろしやレモンを添えて食べると、さんまの脂がさっぱりとして、より一層おいしく味わうことができます!
漢字で「秋刀魚」と表記されるとおり、さんまは秋の味覚を代表するお魚です。
食欲の秋に、旬の味覚「秋刀魚」を存分に味わいましょう。
【医院からのお知らせ】
10月4日(金)・21日(月)は大学へ出張のため休診致します。
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