こんにちは。院長の大村です。
一雨ごとに季節の移り変わりを感じているところです。
皆さまはいかがお過ごしでしょうか。
さて、今年の中秋の名月は9月29日でした。
お月見された方も、たくさんおられたと思います。
私も仕事が終わって空を見上げてみましたが、残念ながら曇っていて月は見られませんでした。
お団子を食べながら月を眺める…そんなイメージが浸透している中秋の名月ですが、もとになっているのは中国の節句『中秋節(ちゅうしゅうせつ)』だそうです。
日本では、奈良・平安時代に貴族が開催していた「月見の宴」が始まりと言われています。
今年は秋分の日(9月23日)の6日後だった中秋の名月。
ちなみに2021年は9月21日、2022年は9月10日と、実は年によって2週間以上も開きがあります。
これは、中秋の名月が月の満ち欠けを基準にした旧暦をもとに決められているからだそうです。
旧暦では新月を1日とし、月が満ちてまた欠けていくまでの29.5日を1ヶ月としていました。
よって、29.5日×12ヶ月=354日が1年でした。
それに対し現在の新暦では、太陽が地球を一周する365日が1年です。
つまり、旧暦と新暦には1年で11日のズレがあります。
したがって、中秋の名月は年によって日にちが変わるのです。
この中秋の名月について一番驚いたのが、「実は中秋の名月は必ずしも満月ではない!」ということでした。
その理由は、「実際の月の満ち欠けの周期と旧暦が、完全には一致しない」ためだそうです。
中秋の名月は旧暦で8月15日。
しかし、実際に満月になるには13.9日から15.6日かかり、必ずしも旧暦の15日ぴったりに月が満ちるとは限らないのです。
ちなみに、中秋の名月が満月になるのは7年後の2030年だそうですよ。
なかなか、まんまるな姿を眺められるお月見にはなりませんが、雰囲気を味わうだけでも楽しいのではないでしょうか。
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